こんにちは、eurekaと申します。3月22日発売ブースターパック『秘められた希望』のユーザープレビュー紹介チャンスを頂きました!前回は強力なHでしたが、今回も強力な…C?早速見てみましょう。【22-015C】 ミース になります。
場に出たとき他のバックをちぎって、2枚を引くという極めてシンプルなテキストになっていますが、他に公開されているカードと合わせて何となく開発の意図が少しわかるような気がします。まずはどういったデッキにミースが使われそうなのか、考えてみましょう。
FFCCのバックということで一番真っ先に考えるのはやはりノルシュターレンではないでしょうか。サーチできるし、そのあとミースを出した時にノルシュターレンをちぎって2枚ドローをしてから、もう一回ノルシュターレンが出せるというメリットが生まれます。これはこれでもちろん動きとしては悪くないですが、序盤で自分のバックをちぎるのはそんなに強いか?というと怪しいですし、火風にこのミース以外に3コストリルティや他のミースたち、十分強い火属性のFFCCバックが充実しているので、そこまで影響はないと考えています。
ミースの居場所として、私は火風よりも火単の方に期待しています。火風ではそこまで関係ないが、火単だと重要になりそうなメリットはいくつかあるためです。例えば、
- 【20-020C】モンブランなど、1ゲームに複数回出したいネームドバックが多数
- バックを手札に変換できるため、多少バックが多い構築が許される
- 火属性にあまりない貴重なドロー効果
- ラーケイクスを都合にいいタイミングにちぎって普通のバックに変えられるツール
- 中盤・終盤でただバックをより活かせるツール
などなど、想像してみたら火単だからこそほしいカードなんじゃないかなと思うようになりました。
先ほど「他に公開されている『秘められた希望』のカードと合わせて開発の意図…」とちらっと言いましたが、ここで説明したいと思います。結論から言うといわゆる火単コントロールの話をしています。火単コントロールの課題のひとつですが、【20-003H】イフリートや【20-020C】モンブランなど「火属性のキャラクターを〇体以上コントロールする場合…」というような条件が付いているが、その条件さえ満たせばバリュエーション面でかなり強力なカードが多く存在します。また、火単コントロールにはCPアドバンテージを増やす方法は少ないので、1ゲームを通して手札を温存するのがとても大切です。結果として、火単コントロールは序盤でゆっくりバックアップを置いて、なるべく早く5バックに展開してから戦うのがセオリーなわけです。
序盤で真っ先に5バックまでいくというプレイスタイルの火単ですが、長年「中盤・終盤にバックが手札にきて詰まる」という課題があります。ここで【22-015C】 ミース と他に公開されている【22-113L】 モント・リオニスや【22-013C】 マキナ、ほぼ火単限定であろうカードは自分のバックをサクる効果が多数公開されています。多分ですが、バックアップが少し多めに入っていて、そのバックアップを循環する効果が充実している火単コントロールのようなデッキ来るのではないかと想像がつきます。このようなデッキこそLBデッキを上手く活かせそうですね。
いかがでしょうか。少し短めな記事になってしまいましたが、少しでもためになれたら嬉しいです。皆さんはどのようなデッキにミースを使ってみたいと思っているのか、Twitterのリプ欄などで教えてください!
それでは、また次回!